--ラジオ初収録レポート--
text by Rei Morioka


 みなさんこんにちは、森岡麗です。6月14日、記念すべき僕の初体験、ラジオ収録がありました。 しかし緊張するものですねー収録って。それではその一部始終を見よ(パクってすみません)
14日午後1時からの収録でしたが、もしなんかあるといけないと思い、一時間前にはスタジオ入り。それから原稿をいただいたんですが、マイクの前でなんかしゃべったことのない、パーソナリティーのイロハも知らん超初心者の僕は、これを見た瞬間、まず手の感覚が飛びました。


緊張で。 あれ〜?手に力はいんないな〜なんて思ってるうちに、一緒にパーソナリティーをやってくださる弘恵さんがスタジオ入りし、全く動じる様子もなくいきなり原稿チェックし始めたのを見て、さ、さすがや!プロや!と大変感心したものです。(注:感心してないで自分も頑張りましょう。)


いよいよブースに入り、椅子に座った瞬間、感覚消失第2弾です。 下半身の感覚が失せました。それでも弘恵さんを見よう見まねでヘッドホンをし、いかにも自分だって慣れてるもーんってそぶりでマイクを指でトントーンなんてやってたら、「声くださーい」なんて言われ、おお!指示がヘッドホンを通して聞こえてくるよ!

なんてことに感動しながら、言われた通りに、 あーあーあー ・・・・・・・・・・・・・・・・「いや、普通にしゃべってください」 す、すみません!こんばんは森岡麗です・・・・「リラックスしてください」 ア、ウン! こんばんは!・・・・・・・・「カタイカタイ。普通でいいんですよ」 「ペーパーノイズ気をつけて」・・・・・・・・はい!(元気に) 「あと鼻すする音も気をつけて」・・・・・・・はい(普通に) 「マイクから口離れ過ぎます」・・・・・・・・はい(半泣き気味に)

いや、もうね、自分でもなにがなんだかわからんのよ。普通ってなんだっけ?普通や常識はあくまでその人に於いての価値観なわけで・・・的な哲学入っちゃいそうなくらいパニック起こして、もう少しで泣くかと思いました。弘恵さんやスタッフさんに多大なご迷惑をかけつつ、僕が幽体離脱するかしないかの瀬戸際で収録開始。

なんか、ドッカーンって音がしたような気がして、ここで感覚消失ファイナルです。 頭真っ白。弘恵さんはスムースに話し出し、やっぱ弘恵さんすっげーなーなんて現実逃避してたら、見事自分のしゃべるトコすっ飛ばしてNG。 弘恵さんに助けていただきながら徐々に収録は進行し、相変わらずイッパイイッパイの僕が言ったことが何故かウケた瞬間があったのよ。よっし来たー!と思ったね。

これでお調子に乗った僕は失われた感覚を全て取り戻し、一気に楽しくなりました。弘恵さんを見ながら原稿も見るとか、時間を気にするとか、いろんな事を考える余裕が出てきて、楽しくて、気付いたら終わっていた、そんな感覚でした。がしかし! 「はいOK、おつかれさまでしたー」の声で力が抜けたのか、力尽きたのか、取り戻したはずの感覚を再び全て失い、

(あれれ?終わりってなに?ん?ヘッドホンっていつ外すんだ?あ、スリッパ履かなくちゃ。)なんて「スリッパ履いた状態」で思ってみたり、ほら、初めての教習所で、シートベルト、ルームミラー、ブレーキ、シフト等の順番がわからなくなってパニクった経験あるでしょ?(僕だけ?)眼鏡かけたまま眼鏡探してみたり(僕だけ?)まああんな感じで、今思うと自分でもウケるほど灰になりました。

でもねー、実際、楽しかった!今では次ぎの収録が楽しみです。 日々仕事や勉強で疲れ、さらに色々なことで悩んで頑張っているみなさんが、この番組を楽しむんだって思うと、僕もなおさら頑張って勉強し精進し、楽しい番組にする努力をしたり、いい曲を作って弾いてゆかなくてはと強く思います。こんなビビりーな森岡ですが、今後どうぞよろしくお願いします!お互い頑張ってこー!


 

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